理事長あいさつ
平素より，当協会への格別のご高配を賜り，厚くお礼申し上げます。
懸案でありました公益法人への移行につきましては，平成25年4月1日から「公益社団法人 茨城県水質保全協会」として，新たな一歩を踏み出すことになりました。これもひとえに，関係各位のご尽力の賜物と深く感謝申し上げる次第であります。
さて，茨城県には，霞ケ浦や涸沼，牛久沼などに代表されます湖沼や，利根川，那珂川，鬼怒川などの河川があり，豊かな水環境に囲まれた地域であるといえます。しかしながら，霞ケ浦に代表されますように，未だ水質目標に達していない水域もあり，その早期改善が求められております。
特に，その水質汚濁の大きな要因が生活排水であることは，我々県民一人ひとりの責任でもあります。公共下水道が整備されていない地域におきましては，家庭の排水は浄化槽を通じて適正に水処理をすることにより，自然に与える汚濁負荷を削減し，水質改善につなげることができます。
私たち水質保全協会は，県知事指定の浄化槽検査機関としまして，会員一丸となって「浄化槽できれいな水を自然に返そう！」を合言葉に，郷土茨城の豊かな水環境の保全と快適な生活環境の向上に寄与してまいります。
引き続き，皆様方の変わらぬご指導，ご協力をお願い申し上げます。
